2009/05/03

吉祥寺のステーキ・サトウ


中学一年生から二十歳頃まで住んでいた武蔵野地区。
武蔵野一番の繁華街と云えば吉祥寺。
僕の感性や味覚は、この地で育まれたと言っても過言では無い。
今は年に一度か二度ぐらいしか行く事は無くなってしまったけれど、行けばなんとなくホッとする。
昨日も三鷹の江ぐちにラーメンを食べに行って、吉祥寺をブラブラして、夜はサトウのステーキを食べてきた。
サトウのステーキには少しだけ思い出がある。
吉祥寺の楽器屋とかパルコのギャラリーでアルバイトをしていた時代、バイト代が支給された日はこのサトウで松定食を食べていた。
ものすごく急で歩き難い階段を登ると、10坪は無い程度の狭い店内に、多過ぎるほどの店員と、肉を食いたくてウズウズしている客達で所狭しと賑わっている。
サトウのメニューは、一番安い「牛オイル焼き定食」に始まり、「梅定食」「竹定食」「松定食」とグレードアップしていく。
確か当時は「松定食」は2800円位だったような気がするのだが、昨日食べたら3650円だった。
さらにこの上に「シェフのおまかせ松坂牛定食」というのもあるのだが、これは頼まなくていい。
松坂牛とかを食べるのであれば、わざわざこの店まで来て食べなくても、もっと美味い店もある。
昔は焼き上がったステーキをもやしと一緒にホットプレートの上に乗せて、テーブルまで運んできたのだが、今は写真のように皿に盛りつけられているようだ。
あのホットプレートな感じが、運ばれて来た時の蒸気と匂いでメシが一杯食えるほどの演出だったのに残念だ。
でも相変わらずリーズナブルだ。
そこらのホテルの鉄板焼屋のン万円するコースよりも、よっぽど美味いし満足感がある。
コースの内容は、
ドリンク(オレンジジュース/ウーロン茶/なぜか白ワイン)からチョイス。
サラダ(小さい)
ごはん(おかわりフリー)
みそ汁
香の物
もやし炒めと、ちょっとした野菜
ステーキ
となっており、ステーキのタレは二種類ついてくる。
吉祥寺に行って、肉が食べたくなったら是非ここで松坂牛じゃない「松定食」を。
ダイヤ街のサトウ精肉店(いつのまにやら行列の出来るコロッケ屋になってた)の2Fです。

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