2007/03/31

今年の桜


オフィスの近所にある小さな公園。
そこに毎年「そめいよしの」が咲く。
昨晩、今まで頑張ってくれたスタッフ二人の送別会があり、
帰り道に桜を見掛けたので、朝になってから撮りにいった。

どうも日本人はすぐに散ってしまう花が好きなようだ。
桜とか月下美人とか。
すぐに散ってしまう儚さが心の琴線に触れるのか。
来週にはこの桜も散ってしまうだろう。
この写真もひとつの思い出となる。

追伸:ほっけ


先日送って貰った「ほっけ」をじっくり焼いて食った。
美味かった。
デカ過ぎてメシまで辿り着かなかった。

ほっけを盛り付けた皿は、中学時代の同級生で現在は陶芸家の明日太が送ってくれたリーフ皿。
彼は食べ物が映える良い皿を作る。
使ってナンボの作品だからガンガン使う。
子供の頃、明日太と俺はクリエイティブな毎日を共にしていた。
良い事も悪い事も一通りやった。
当時彼はヘビメタ好きでギターを弾いていた。
僕はJAZZ好きでベースを弾いていた。
全く噛み合わないのに、毎日一緒に練習した。
彼はサッカー部で俺は水泳部。
部活が終わると、二人で夜間の美術予備校に通った。
食パン片手に毎晩デッサンした。

今は飯能の山奥に作ったアトリエでROCKな焼き物作りをしている。
たまに山から降りて来て、アポ無しでフラッと会社に来る。
友達だから良いんだけどね。

2007/03/30

札幌からの


札幌のギズムから食料支援物資が届いた。
ありがとう。
届いたのは大量の立派な「ほっけ」と「にしん」の干物。
さらに「いくら」の醤油漬け。
どれも美味しそう。
でも一撃で冷凍庫が魚に占領された。
美味しい「ほっけ」なんて暫く食ってないので楽しみだ。
そして「にしん」の干物なんてのも、今まで食った記憶が無い。
立派な「ほっけ」はガス台の魚焼きグリルに入りきるか心配。

俺は釣りをやらないので釣り人の気持ちが分からないけど、
魚は釣った瞬間に「美味そう!」と思うのだろうか。
干物とか切り身になった状態だったらそう思うのだが・・・。
肉も精肉の状態だったら「美味そう」と思うけど、
牧場で牛を見て「美味そう!」と言ったらモテなさそうだ。
野菜は畑で見ても「美味そう」と思えるし、口に出せる。
じゃあどこで線を引いたら常識的というか、許される思考なのだろうか。

週末に考えながら魚を焼いてみよう。

2007/03/27

すんごいデジカメ

スイスのザイツ社から凶暴なデジカメ登場。

なんと解像度が1億7000万画素!
これだけでも他社を寄せ付けないインパクトがあるが、
さらに凄いヤツ。

なんと4億7000万画素!(7,500×62,830px)
ちなみに1ショット2.7GBだそうです。
鼻血出ますね、こりゃ。
ここまでくるといつでも思い通りに心霊写真が写せそうです。
誰か購入して下さい。

2007/03/25

豚肉の生姜焼き


日曜の午後、
昨日の夜から自然解凍させていた冷凍豚肉で生姜焼きを作る事にした。
テレビをつけると石川県が大変な事になっていた。
すぐに金沢在住の知人に連絡をしてみるが誰も電話が繋がらない。
仕様が無いので心配をよそに生姜焼きのタレを作り始める。

◎醤油・おろし生姜・酒・チキン出汁・黒胡椒
豚バラ肉を漬け込み、暫し放置する。

そもそも「豚肉の生姜焼き」という、今となってはスタンダードなレシピを最初に考えた人をご存知だろうか?
時は明治の終わり、当時としては珍しいドイツ人と結婚した小石川の婦人が亭主のために知恵を絞って考案したのが始まりだとされている。
日本の伝統文化に興味を持ち、日本工芸を学ぶ為に来日していた氏は、浅草の江戸切子の工房で働きながら大学に通っていたそうだ。
学生時代に知り合った二人は親の反対を押し切り、そのまま学生結婚し、数年後に小さなガラス工芸店を開業する。当初は好奇の目にさらされ、大変苦労をしたそうだ。
氏の作品が世に知られるようになったのは、それからさらに数年後、大正三年になってからの事である。
やっと日の目を見るようになった頃、折しも第一次大戦が始まり、長く続いたこの戦争はドイツの軍事的敗北と政治における大変革が起こり、氏は遠く離れた異国の地で我が祖国を愁い嘆いたという。
氏は祖国ドイツと日本を結ぶ文化を創り継承したいと願っていたとされており、陰から献身的に支える婦人の姿はいつの日か人々の目に温かく見守られるようになった。
晩年、病から身体を弱くした亭主になんとか元気になって欲しいと願った婦人は、日本では滋養に良いとされる生姜湯と、ドイツ人が大好きなソーセージを組み合わせて何か出来ないかと思案していた。
ソーセージは作り方が分からなかったので、原料となる豚肉を生姜と一緒に焼いてみたところ、亭主は大変喜び、「コレハウマイ!メシ、ナンバイデモクエル!」と歓喜の声を上げて体力も回復し、夫婦ともに96才まで長生きしたのだそうです。

と書いていたら、金沢の吉田さんから電話があった。
徹夜続きで寝てました。無事です。と。

程なく俺の生姜焼きも完成した。
美味かった。

雨の日曜の午後、
そんなウソ話を考えながら豚肉の生姜焼きを作って食べた。

月光


三菱から白黒写真専用印画紙の「月光」が復刻発売された。
しかもインクジェットプリンタ専用紙として。だ。
やるじゃないか、三菱。
オフィシャルサイトでは、カラー写真をモノクロ写真に変換するソフトも無償配布している。
だがしかし「マック用はございません」との事だ。
別にいらねーけど、作るべきだろう。
こんな特殊用紙使うようなユーザーはマック使ってるヤツが多いんだから。
あ、むしろ特殊ユーザーはこんなソフト使わないかもしれないから良いのか?
サイトからはICCプロファイルもダウンロード出来る。
全部で4種類の質感が異なる用紙が発売されるみたいだが、現在はそのうち2種類が発売されている。
レッド・ラベルとブルー・ラベルというヤツだ。
レッドは画材光沢で、ブルーが粒状光沢。
どちらも高級感のある質感。

とりあえず四つ切とA3ノビのレッド・ラベルを買ってきたので、さっそく使ってみた。
ブログでお伝えすることが出来ないのが残念なほどステキ。
ワンダフル。
クオリティには文句無し。
オススメ度☆☆☆

ただ高い。
高すぎる。
プリントする時には死んだ婆さんに拝んでからじゃないと罰があたりそうなほど高い。
万が一、インクのかすれでも出たらエプソンを訴えたくなる。

でもプロラボに持って行ってプリントしてもらうよりは安い。
三菱め・・・

2007/03/23

かっこいいスキヤキ

祝日の午後、無性にスキヤキが食いたくなった。
厳密に言うと、スキヤキ味の肉が食いたくなった。
いろいろ具材が入ってゴチャゴチャしたのは好きじゃない。
スキヤキなんぞは自分で作って食った方が美味いに決まってる。
俺のスキヤキはシンプルだ。
◎材料
・肉
・大量のクレソン
・白菜
・男前豆腐
醬油/酒/黒砂糖/赤ワイン/生卵
以上。

北大路魯山人もビックリの美味さだ。

あっという間にたいらげ、残った汁の鍋で即席肉じゃがを作る。
これが明日また美味い。
◎材料
・きたあかり(ジャガイモ)
・こんにゃく
・ごぼう
一味唐辛子

一緒に鍋をつついた人じゃないと食いたくない肉じゃがの完成。
美味いのに。

一人で作って食ったスキヤキは青春の味がした。
美味いのに不味かった。

2007/03/20

日常

朝起きて、パンジー、チューリップ、秋桜、薔薇に水をやる。
一昨日は交配に成功した青いパンジーが咲いた。
ちょっと珍しいので摘んで家の中に飾った。
一通り花に水をやったら、近所の人達に挨拶をする。
他愛ない会話をして、いつものカフェでコーヒーを飲む。
釣り竿を持って川沿いの道をぶらぶら散歩しながら海に出る。
今日はスズキしか釣れなかった。
明日はタイが釣れるかな?
帰り道にスーパーに寄って花の種を買って、
二階に上がって本日の目玉商品を見る。
あまり欲しいモノは無かった・・・。
土曜の夜はライブがある。
早く週末にならないかな。

「どうぶつの森」での出来事だ。
こんな生活がしたい。

2007/03/14

サンタモニカ


ホテルの部屋から見えた夕日が奇麗だったので撮った。
いい感じにカモメも飛んできた。
自然が織り成す色は素晴らしい。

(EPSON R-D1 + Summicron 35mm / F4)