2007/10/24

丹波篠山その1


丹波焼と松茸とボタン鍋と万俵鉄平が自殺した場所で有名な地、篠山に行って来た。
詳細は以下
http://www.city.sasayama.hyogo.jp/sctkikaku/dk-preevent1023.html

イベントは二日間あり、博報堂曰く「初日は松茸狩りで軽く山を登ります」との事だったので、軽い気持ちで山に入った。
実際そんなに険しい山では無かったけれども、ふつう山を登る際にはウネウネと負荷を減らしながら登っていくもんだと思っていたら、松茸山のおじさんは松茸生息地目掛けて一直線で登山を始めた。
それに着いていくのが大変だった。
リポビタンDのCMのような気分で20分程登山をする。
歩く道は殆ど獣道に近い。

おじさんは毎日ここを登っているかもしれないけど、こっちは朝7時の便にて東京からやってきたばかりだし、都会暮らしで徹夜明けの虚弱中年。
しかもまだ朝の9時半だ。
かなり厳しい。
息も上がってきたところで「このへんですわ」と松茸おじさん。
丹波の松茸は地元でも希少らしく、現在は復活再生プロジェクトの真っ最中なのである。
地元の人々も自生している松茸を見た事は無いです。という人が多かった。
松茸は毎年だいたい同じ場所に生えるのだそうだ。
だから松茸の在処は通常誰にも教えないというのがルールらしい。
おじさんが指差す場所を見ると、巨大なキノコが生えていた。
俺も松茸が生えているのを見るのは初めてだ。

おじさんが「松茸はヘタクソが抜くと次の年は生えないんだ」と都市伝説みたいな事を言っていたが本当らしい。
ここに来る前までは、今回のイベントで松茸をズボズボ引っこ抜いて、その場で網焼きか何かにしてスダチ絞って「んま!」なんて言ってるのを想像していたのだが、全然違った。
昼時になり、松茸脇にて配給された松茸ごはん入りの弁当を食って下山する。
この下山がまたキツかった。
さっきの登山で足がガクガクするし、道らしい道は無い。
足が滑って転びそうになり、木の枝に掴まったらアッサリと折れて転げ落ちた。
痛いけど、何事も無かったかのように振る舞い、松茸山をあとにした。

午後からは陶芸にチャレンジだ。

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